坂戸山 2020/5/24(裏坂戸コース検証)

5月8日に坂戸山に「裏坂戸コース」から登り、岩崎コースを下山した。五十沢側からの坂戸山は初めてだったが、その時どうも地図の破線表示の所を歩いている感じがしなかったが、GPSの軌跡ログの保存設定をしていなかったため、正確なところはわからなかった。
今回、その疑問を解明すべくあらためて「裏坂戸コース」を登りなおしてみた。

結果は図3のとおりである。やはり岩崎コース分岐までの道は地図には載っていなかった。
図4の案内図が実際の登山道を表していると思うが、こちらには主水曲輪からの道が表示されていない。主水曲輪も道標には郭とあって、この分野に知識のない自分には違うところかと思ってしまった。

主水曲輪から先は一般の人が立ち入れる場所ではないが、藪に覆われていながらも登山道の形跡があり、NO.15の写真の車道を登って行った先につながっているようで、地図にあった破線のルートと思われる。今は廃道と化しているようだ。

なお、裏坂戸コースは遊歩道ではなく登山道であるが、岩崎コースは合流点手前までは広い道で急登もなく遊歩道と呼べると思う。登山口の看板には「土砂崩れが発生して・・・」などと書いてあったが、自分が下ってきた限り特に問題はなかった。越後三山や県境の山なみを背に登るのは、表側にはない魅力だと思う。


図1 国土地理院地図
図2 実際に歩いたコース(GPSの軌跡ログ)
図3 GPSの軌跡から実際の裏坂戸コースを国土地理院の地図に書いてみた 番号は写真のNO.
図4 薬師尾根コース登山口にあった案内図
1. 若宮八幡宮 今日はここから歩く
2. 岩崎コース分岐の広場
3. 岩崎コース分岐の広場から見える杉林がここ
4. 杉林の中の十字路 右は桃ノ木平へ、下は主水曲輪へ
5. 十字路のすぐ上は実城の一角
6. 桃ノ木平への道
7. 城坂コース(右)の分岐 ここは左へ行く
8. 分岐にある道標 左側から来た
9. 桃ノ木平 桃ノ木?が折れていた
10. 桃ノ木平の石柱
11. 実城への登り
12. 裏坂戸コースと合流した
13. 裏坂戸コースを下り、十字路から主水曲輪(郭)へ
14. 主水曲輪から先は藪の道(昔の裏坂戸コース?)
15. 車道のT字路を登山道と反対に行ってみた