今回、その疑問を解明すべくあらためて「裏坂戸コース」を登りなおしてみた。
結果は図3のとおりである。やはり岩崎コース分岐までの道は地図には載っていなかった。
図4の案内図が実際の登山道を表していると思うが、こちらには主水曲輪からの道が表示されていない。主水曲輪も道標には郭とあって、この分野に知識のない自分には違うところかと思ってしまった。
主水曲輪から先は一般の人が立ち入れる場所ではないが、藪に覆われていながらも登山道の形跡があり、NO.15の写真の車道を登って行った先につながっているようで、地図にあった破線のルートと思われる。今は廃道と化しているようだ。
なお、裏坂戸コースは遊歩道ではなく登山道であるが、岩崎コースは合流点手前までは広い道で急登もなく遊歩道と呼べると思う。登山口の看板には「土砂崩れが発生して・・・」などと書いてあったが、自分が下ってきた限り特に問題はなかった。越後三山や県境の山なみを背に登るのは、表側にはない魅力だと思う。
図1 国土地理院地図 |
図2 実際に歩いたコース(GPSの軌跡ログ) |
図3 GPSの軌跡から実際の裏坂戸コースを国土地理院の地図に書いてみた 番号は写真のNO. |
図4 薬師尾根コース登山口にあった案内図 |
1. 若宮八幡宮 今日はここから歩く |
2. 岩崎コース分岐の広場 |
3. 岩崎コース分岐の広場から見える杉林がここ |
4. 杉林の中の十字路 右は桃ノ木平へ、下は主水曲輪へ |
5. 十字路のすぐ上は実城の一角 |
6. 桃ノ木平への道 |
7. 城坂コース(右)の分岐 ここは左へ行く |
8. 分岐にある道標 左側から来た |
9. 桃ノ木平 桃ノ木?が折れていた |
10. 桃ノ木平の石柱 |
11. 実城への登り |
12. 裏坂戸コースと合流した |
13. 裏坂戸コースを下り、十字路から主水曲輪(郭)へ |
14. 主水曲輪から先は藪の道(昔の裏坂戸コース?) |
15. 車道のT字路を登山道と反対に行ってみた |