八海山(ロープウエー)2024/1/6

メンバー:(L)TT、OS、AN、TK、(記)ON、(ゲスト)KS
タ イ ム :ロープウエー山頂駅8:43・・・女人堂10:20・・・薬師岳11:30-45・・・女人堂12:00-45・・・
      ロープウエー山頂駅13:50

毎年1月に行われている会山行「八海山」が今年も行われた。女人堂での新年会を主目的にしていたが、7日の天気予報が悪かったり、やや体調不良メンバーがいたりで日帰り山行となった。
今シーズン里ではまともな降雪は2回しかなく、黒い所が目立っていたが、ロープウエー山頂駅の標高は1000m超、さすがに雪は積っていた。今日はスキー2名、スプリットボード、スノーシュー3名で、ほとんどラッセルなく灌木の間を抜けながら順調に女人堂の急登下に着く。
それにしても0Sさんはいつも元気はつらつで、その元気を1割くらい貰いたいものだ、自分など暮れに風邪で医療機関を受診したものの咳だけが止まらず、今日はショック療法山行だ。
急登下でスキーやボードはワカンに履き替え、このルートの核心部を越えて女人堂に着いた。
女人堂は、この時季いつも2階の扉から出入りする様な積雪なのだが、下の扉が半分くらい出ており、小屋全体が雪に覆われていた昨年とは大違いだった。

相変わらず陽射しは無かったが寒さは感じず、スキーやボードメンバーお楽しみの祓川の滑降に向けて、まずは祓川水場の平地に向かい、そこから右の急斜面を登る。
以前、小雪崩に遭ったことがある斜面だが、今日は雪面全体が締まっていて雪崩感は無かった。
急登を登りきるとクラストした緩い斜面となり、薬師岳が目の前に迫ってくる。
山頂は寒風が吹いていて、地蔵岳も霞んできて、身体が冷える前に下山準備を始める。

祓川が見渡せる辺りで動画撮影をした後、斜面の緩いところから祓川に入ったが、スノーシューの先が引っかかって転倒、あおむけで頭が下になった。なんかふわふわで気持ちが良くて、危険な所ではなかったので、このまま沢の底まで滑ってくれないかと思ったが全く動かず、結局、転倒した所から2m位しか滑ってなかった。
ここでアルペン差ししたピッケルを落としたのに気づかず、女人堂から登り返して拾いに行く羽目になってしまった。シリセード出来ないか、などと浮かれていたのが悪かったのかもしれない。

女人堂で大休止し小屋下を慎重に下り、一同予定より早めに無事下山した。