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冬の水無川下流域は穏やかである。
護岸の為に埋められたブロックの上には水は流れず、雪がたっぷりと積もりスノーシューハイクにちょうどいい。
晴れ渡った朝、家の外で雪の状態を確かめてから、スノーシューを履いて出掛けた。
ここ2、3日暖かい日が続いたので意外と締まり足首が沈む程度である。
土手に上がると駒ヶ岳が鋭い山容で輝いていた。
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上流に向かってスノーシューを軽快に滑らせて行く。
イタチかテンか、かわいい足跡が土手を横切ってついている。
自宅の周りでもこんな足跡を朝方見かけるが、夜中に行動しているらしくその姿を見たことは無い
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日陰の雪面は、よく見ると雪が剣先のように尖っており、まるで雪の芝生を敷いたような感じになっている。
凍み渡りの時も同じようになるが、今日のは毛足が2、3cmもある。
その時々の状態で、雪は色んな形に姿を変えて、じっくり見るとなかなか面白い。
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帰りは土手から降りて川の縁を歩く。
流れはあるようだが水面は鏡のように滑らかで、周囲の山々を写し出していた。
川の真ん中に美味しそうなおまんじゅうが2つあった。
自然は偉大なアーチストだ。