2012/1/18 水無川スノーシューハイク


冬の水無川下流域は穏やかである。
護岸の為に埋められたブロックの上には水は流れず、雪がたっぷりと積もりスノーシューハイクにちょうどいい。

晴れ渡った朝、家の外で雪の状態を確かめてから、スノーシューを履いて出掛けた。

ここ2、3日暖かい日が続いたので意外と締まり足首が沈む程度である。

土手に上がると駒ヶ岳が鋭い山容で輝いていた。

上流に向かってスノーシューを軽快に滑らせて行く。

イタチかテンか、かわいい足跡が土手を横切ってついている。

自宅の周りでもこんな足跡を朝方見かけるが、夜中に行動しているらしくその姿を見たことは無い

日陰の雪面は、よく見ると雪が剣先のように尖っており、まるで雪の芝生を敷いたような感じになっている。

凍み渡りの時も同じようになるが、今日のは毛足が2、3cmもある。

その時々の状態で、雪は色んな形に姿を変えて、じっくり見るとなかなか面白い。

帰りは土手から降りて川の縁を歩く。

流れはあるようだが水面は鏡のように滑らかで、周囲の山々を写し出していた。

川の真ん中に美味しそうなおまんじゅうが2つあった。

自然は偉大なアーチストだ。