![]() |
![]() |
1月2日(雪) 正月だから昼間っから裏庭を見ながら雪見酒とシャレこいていたら、柿の木にわずかに残った実を取りに猿が1匹登っていた。
12月からの降雪で辺りはもう深い雪に覆われていたが、近くにいた別の1匹も同じ木にスルスルと登って行った。
ほかに雪の中に子ザルが2匹いた。
ファミリーだろうか。
翌日も猿たちはやって来たが、柿の実が全て落ちた4日には来なかった。
ここよりも山の近くに80軒位の大きな集落があり、そこにも柿の木は点在している。
だから、ここまで来るのは群れの中でも弱いファミリーなのかも知れない。
ここの集落にも柿の木のある民家は多いが、どうも家混みの為、隣家の柿の木までが彼らの縄張りらしい。
前の年の秋には、この近くでも猿による作物被害の話も多く聞いたが、来年もまたみんなで来てくれることを願いながら、里山では人と自然の中の生き物が、共に生きていることを実感した正月だった。