2014/1/24 守門大岳 山ボード

   二分 7:05・・保久礼 9:50・・大岳 12:15~~保久礼 12:50・・二分 14:25
   メンバー : (L) O、AS


今日は、今シーズン初の山ボード。この時に備えて先週、御用達の山麓スキー場に行き、上のリフト脇のオフピステで練習しておいた。
この時も今季初のゲレンデだったが、気温が低かったお蔭でパウダーの感覚が復活。

意気揚々と二分に向かい、駐車場でASさんと合流。既に5、6台の駐車車両があった。
二人ともスノーシューだが、私はいつものように大岳の標準装備でボードを背負っている。

駐車場から雪面に上がると「じぇじぇじぇー」いや「ゲゲゲー」。
雪はフカフカで目の前にはスキーのトレースがあるが、明らかに1人によるもので、しかも先に見える橋を渡らないで右に行っている。
「トレースがあるはず」との密かなるヨコシマな思いは微塵にも打ち砕かれた。

積雪期は、林道のショートカットで橋を渡りすぐ左に入る。
膝くらいのラッセルだ。ASさんと交互にラッセルして行く。
林道に上がったところが長峰末端で、急な法面はブッシュも出ておらず、べったり雪がついていて一安心。
ここを登ると先行のスキーのトレースがあった。これ幸いと、このトレースを使わせていただくが、スノーシューでも足首まで埋まり結構疲れる。

左の尾根に上がる手前で4人のスキー集団が後ろからやって来た。見ると昨シーズンここ大岳と駒ヶ岳で会った方とそのお仲間だった。ありがたく先を譲る。

尾根に上がるとピーカンの青空に大岳が白く輝いていた。

保久礼で休んでいよいよ登りにかかるが、トレースを踏んでいるにもかかわらずイマイチ調子が出ず、とうとう先を行くASさんに離されてしまう始末。

山頂は相変わらず寒風が吹き荒んでいた。今日は特に寒く、皆さんさっさと下りたようで、辺りには我々以外誰もいない。
我々も長居は無用と、ASさんには先に下りてもらい、かじかむ手で滑降準備に入り、いざ。

ん???全くズラない???。
一旦外して滑走面を見ると、凍った水滴の粒がびっしりついており、これでは滑る訳が無い。グローブで擦り取りようやく滑走開始。
気温が低いだけに気持ちのいいパウダーだ。
途中でASさんを追い越し、樹林帯に入るとベタ雪に変わり、あっという間に保久礼に着く。
ASさんを待ってボードを背負って下る。

ASさんのお蔭でなんとか予定通りに下りて来られたが、今日の調子だと単独だったらもう1時間は余計にかかっていたかも知れない。
眩しい陽射しの下、車の縁側でコーヒーとサンドイッチで遅いお昼をしながら、太陽とコーヒーの暖かさをしみじみと感じていた。