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2015/10/17 東ゼン

   天  候  : 小雨のち晴れ
   メンバー : (L)ON・MM・ノリ・OSe・TT・IM・NY・OS

   登山口(駐車場) 5:30・・・渡渉点(入渓) 6:40・・・東ゼン出合 7:35・・・60m大滝下 8:30・・・大滝上 9:40・・・
   稜線(登山道) 12:23~35・・・平標山 13:06・・・登山口 16:40



まだ暗い六日町ICに集合し、2台で土樽に向かう。
準備をしている間に明るくなり、林道をしばらく行って、仙ノ倉谷に架かるコンクリートの立派な橋を渡って山道に入る。
途中左に上がる所を見逃してしまい沢の中を行くが、丁度道が下りてきた辺りで合流する。


渡渉点は辺り一面紅葉で素晴らしい景色だが、天候が怪しくなってきた。

支度を整えここから入渓する。

ゴーロを歩いて右に回り込んで行くと、西ゼンのスラブの始まりが現れ、左から東ゼンが入り込んでいる。

初っ端から濡れて滑りそうなスラブが始まる。
乾いていればアクアステルスで快適に登れるスラブだが、雨っぽいせいばかりではなく、今年の沢は滑りやすい。

9月に行った米子沢も、日向沢もぬめっているところが多かった。
どうも夏の雨量が少なくて、ミズゴケみたいなものが繁殖したのが原因と思われる。

中ゼン手前のスラブを行く

スラブの間にかかる10m滝、5m滝を越えて行くと、右から中ゼンのスラブが入り込み、この沢一番のスケールの大きさを感じる。

晴れていれば素晴らしい絶景が観られるはずだ。

中ゼン出合を左に曲がり奥にある15m滝を登る。

ここはちょっといやらしかった。

そして、続くナメの先にはこの沢の核心部60m大滝が現れる。

この滝は上部で水流を横切らなければならないが、雨で水量が多くなっているようで、シャワーは覚悟しなければならないようだ。

中段のテラス?までフリーで登り、そこでアンザイレンし、I君トップで登ってもらう。

後はロープマンを使ったりで次々と水流を越え行くが、バンドより下でトラバースするルートを取ったので、やはりシャワーを浴びることになった。

滝上に全員集合し一安心。

しかし、辺りはガスに覆われてきて気温も低くなりテンションも下がってきた。

「最悪ー」と思ったが、メンバーの顔に悲壮感は見えない。

この後10m、20mの滝も出てくるが難しくはなく、ひたすら稜線を目指す。

30分位の笹薮漕ぎで登山道に出る。
 風の吹く寒い稜線歩きだったが、平標山に着くと霧が晴れ、青空が広がってきた。
 すると錦織の裾野が現れ、さっきまでの天気はなんだったんだろうかと思うほどいい天気になってきた。
 下山は草で滑る山道を、転がるように渡渉点を目指した。


東ゼンを登るには、8人はちょっと多いと思っていたが、足の揃ったメンバーで、登りで足を痛めたMさんも、下りでは驚異の早さを見せ、明るい内に下りて来られて良かった。
8月末に計画されていた県連東ゼンは、雨で中止になったが、正直実行されていればヘッドランプ下山になったかも知れない。

2015/6/10 谷川岳マチガ沢シンセン左俣~東尾根


車道からマチガ沢を望む
シンセン沢出合
核心部の垂壁は逃げて右から登る
ツメは途中から右にトラバース
シンセンコルから1段上のお休み処
東尾根最初の急登(左から回り込む)
観倉台から東尾根
中芝新道を下りる
芝倉沢出合
    駐車場 6:30・・・

    マチガ沢出合 6:50・・・

    シンセン沢出合 7:50・・・

    東尾根 9:30・・・

    オキノ耳 11:00~11:45・・・

    一ノ倉岳 12:35・・・(中芝新道)・・・

    芝倉沢出合 14:30・・・(旧道)・・・

    駐車場 16:40

21日の会山行の偵察もかね、若かりし頃の思い出に浸ろうと出掛けてきたが・・・。

ロープウェー駐車場は9時から営業ということで、下の駐車場が無料開放されていた。

通い慣れた旧道を行くと、S字型にたっぷりと雪渓の残るマチガ沢が見えてくる。

マムシ岩の出合には当然のことながら雪渓は残っておらず、厳剛新道から入りしばらく行くと、沢に入らないようにトラロープが張ってあり、その先に雪渓が見えたので迷わずここから沢に入る。

雪渓は上まで続いており、キックステップが効きそうもない硬さで、早速簡易アイゼンを付ける。

土踏まずに着けるアイゼンだが、有ると無しでは大違い。

ストック1本とのコンビネーションで安心感が増すから、道具はやはり大切だ。

S字に沿って登って行くと厳剛の見晴台の手前から傾斜が増し、右に回り込むと右手上からシンセン沢が入ってきている。

下部に雪渓が残っており、行ってみると簡易アイゼンで登れるレベルではなく、取り敢えず左の草付に逃げる。

上部に雪渓が残っているせいか、ささやかな水流があり、シッパネで濡れているところを避け、階段状の岩場を快適に登り、黒っぽい垂直フェース下のテラスに着く。ここから下を見ると急ー。

上はもっと急ーで濡れっぽい。「こんなとこあったかなー・・・」

随分長いこと来ていなかったが難しかった印象は残っていない。そのため登山靴で来たが、「アクアステルスを履いてくれば良かったかなぁー」と後悔先に立たず。

今日はフリーで登るつもりで来たので、登攀具は持ってきたが余程でなければ出す気はない。

迷わず右にトラバースしてルートを探ると、フリーで登れそうなルートがあるではないか。

初っ端は急で、スタンスが細かく、しょっぱい登りだったが何とかクリアし、上部フェースの上に出た。

ここでも「こんなとこあったかなー・・・」

あとは草付露岩帯を登り、シンセンコルより一段上の東尾根に出た。

一休みして目の前の急斜面に取り付き、東尾根の登りが始まる。

第2岩峰は左側の岩に誘われそうになるが、右から回り込んで、急登をブッシュ頼りに登って行けば観倉台に立つ。

観倉台からは、烏帽子奥壁が一目で見渡せるが、平面的でどこがルートなのか、じっくり見ないとよくわからない。

また、ここからはオキノ耳までのルートも見渡せ、なんか、昔の記憶がよみがえってきた。

第1岩峰も右から回り込んで越えれば、オキノ耳への最後の登りだ。

東尾根に出てからここまで多くの花に出会い、改めて花の多い尾根だと知った。

オキノ耳からは厳剛新道を下りる予定だったが、体力もまだ余裕の感じで、何より懐かしの一ノ倉岳が呼んでいるようで、ノリさんに予定変更のメールを入れる。

青空の下、楽々休んでから一ノ倉岳に向かい、幽ノ沢や堅炭岩を眺めながら中芝新道を下りる。

分岐には「下部が崩壊していて大変危険」との張り紙があったが、下ってみると確かに芝倉沢の雪渓に下りるところが崩れており、右の笹薮を伝って雪渓に下りた。

芝倉沢出合に下りると、道路が崩落していた。
10年位前の7月末の大雨でやられたのか。
時の流れを感じさせられる光景だ。

ここから旧道を駐車場まで2時間以上もかかり、若い頃の思い出を辿るのは楽じゃなかった。

2015/3/18 巻機山 米子沢 山ボード

   P5:25・・・桜坂5:55・・井戸尾根・・ニセ巻機9:00-20・・山頂9:40-10:00~~~米子沢~~~桜坂11:00~~P11:30

前日、会の仲間が3名で滑った米子沢。
毎年のように沢登りに来ているが、滑ったことが無かったので、自分も同行したかったが所用で参加出来ず、帰ってきたノリさんから「危ない所は無い」の情報をもらい、天気も何とか午前中は持ちそうなので早朝出発する。

クラックとかの危ない所は無くても、沢では雪崩のリスクは常にあるわけで、しかも今日は気温高めの予報。
「超重たい雪」もクリアするため5時出発のつもりだったが、コンビニに寄ったりして、結局25分遅れで出発。



薄明るくなってきたので、ヘッドランプは出さなかった。
道路から2.5m位の雪壁を乗り越えると、夜中の冷え方がキンキンじゃなかったせいか、凍み渡り状態にはなっていなかった。
時折トレースを利用しながら桜坂に到着。

井戸尾根には今回左側から取り付く。
雪面はなんというか日柄が過ぎた大福もちのようだが、先月の阿寺山に比べればまったく楽である。

井戸の壁を越え、早めにブナ林を抜け、五合目の上辺りの尾根に出ると、クラストしていて凍み渡り状態になっていた。
無雪期の五合目は米子沢が良く見える休憩場所なので、ここからも沢中が良く見え、1箇所両側からのデブリが合わさったところが見て取れる。
あそこが鬼門か。



緩斜面から灌木帯の斜面をスノーシューでサクサクと登って抜ければ、ニセ巻下の広い緩斜面に出る。
広い雪原は、ニセ巻への登りに取り付くまで結構長く感じる。

ニセ巻への登りは、残雪が少なくなると上部が結構急になり、ガチガチにクラストしている部分があったりして怖いこともあるのだが、今日はスノーシューで楽々登れた。



ニセ巻には春風にしては少々冷たい風が吹いていたが、小屋のところまで下りれば穏やかとなる。
ここで20分ほど休んで山頂に向かう。

一人静かに風に吹かれ、背中に陽光を感じながら山頂に立てば、360度の展望は春霞にかすんでいた。


米子沢に下りる尾根まで行き準備をして滑り込む。
あっという間に沢に下りると、二俣のところは風の通り道か、深くえぐられていた。
沢床は出ていないが、ここは歩いてトラバース。
ここからが本来のドロップイン。


ナメの斜面は快適だったが、そこを過ぎると凸凹斜面。
風のせい?それともデブリの融けた後?しかも、早めの出発が裏目に出てまだ雪面は硬い。
腐っていればエッジで削りながら滑れるが、さながら小千谷名物「ちぢみ煎餅」の表面をカービングで滑る技もなく、できるだけ両脇の平坦なところを選びながら安全第一で滑る。


尾根から見えた鬼門は強引にデブリに乗っかる。
そんなことをしていたら中間地点で右足の腿がつった。
そこで、前にノリさんからもらった漢方を飲むと、5分もしないうちに回復。

気を取り直し一気に滑り降りる。


ナメ沢出合を過ぎて、最初の滝の地点にくれば一安心で、ここで一休み。
この先の下流はゴーロ地帯でだらだらの斜面だ。

遠目には快適そうに見え、駒ヶ岳の白沢的な雰囲気を期待していたが、なかなか好条件には巡り会えないもんだ。


スキーのトレースに導かれ、堰堤の手前から左岸に移り、沢登りの時と同じ林道を滑って桜坂に出た。
ここからがボードには辛い試練が待っているのだが、登って来たルートは途中歩きの部分が長いので、途中から左に入り送電線の下を行くと、ストックを使いながら何とか脱がないで車に戻ることができた。

2015/2/21 阿寺山南尾根 山ボード

    三国川ダム管理所6:50・・・・1250m地点13:00~13:30~~~~三国川ダム管理所14:45

ここは2013年1月に登ったN会員の記事で興味を持ったのだが、彼からスキーでも滑れると聞いて2月11日に仲間と行くことを計画。 しかし、前日までの大雪にビビッてキャンセル。 今日は初にして再挑戦だ。

快晴の空の下、スノーシューを履いて阿寺沢方面に向かい、雪崩止めのある斜面をトラバースしてその端まで行き、そこから上に見える送電線の鉄塔を目指す。  初っ端からの急登は辛いが、下山時を考えるとボーダーにはうれしい限りだ。

鉄塔からは県境の山々が遠くに見えている。 更に急登を登り灌木を抜けると南尾根に出る。
この尾根、私は南尾根と書いているが、N君は阿寺沢左岸尾根、ネットでは南尾根、南西尾根と決まった名前が無いようだが、地図を見ると方角的には南西を向いている。

ここまで来ると、逆くの字に延びている尾根の先に阿寺の山頂とおぼしき頂が見えてきた。
一息ついて雪面にストックを刺してみると、固い層まで約40cm。

ふんわりとした美味しそうな雪面を越えると、思った以上にうねうねとした尾根が続いており、下りは一筋縄ではいかない予感がする。
左側は灌木帯、右のダム湖側には雪庇が出ており、雪斜面は決して広くないが「何とか滑って下りて来られそうだ」と楽観的に思えるのは、やはり、この好天のせいか。





左に付けられたカモシカのトレースを追いながら意気揚々と登って行き、ふと見上げると彼が目の前に。

この時季カモシカに出会うのはよくあることだが、この近さで、こんなところで突っ込んで来られては困るし、スノーシューは後ずさり出来ない。写真を撮って目をそらしたら、向こうさんから距離を取ってくれた。

全体として緩い尾根が続くが、次第に新雪は深くなり、なおかつ春のような太陽に照らされた雪が、スノーシューにまとわりついて団子状態になる。

足を引っ張る餅みたいな雪に体力が持たず、予定していた12時になっても山頂はまだ遥か彼方。


天気がいいので13時まで頑張ることにし、1250m地点のゆるーい斜面で行動中止。
ストックを刺してみると約60cmまで沈んだ。

山頂からは真っ白な大斜面が広がっている。
あの斜面を滑りたかったなー。
山頂まではまだ1時間じゃ済まないだろうなー。

今日は残念だがここまでだ。
振り返れば県境の山々が輝いていた。
この尾根は本当に展望がいい尾根だ。


楽々休んでボードで降りる。重い雪を蹴散らしながら3回脱いで滑り降りる。

最後、登ってきた尾根へは右に折れるのだが、灌木帯のため敬遠し、下部に雪面の広がる真っ直ぐな急斜面を、時々プチ雪崩を起こしながら滑り降りた。


登り6時間、下り1時間15分。

春のザラメ雪になればもっと楽に登下降できそうだが、それまで雪が付いていてくれるかどうか。

全体に緩い尾根で、上級者にはつまらないかも知れないが、晴れの日、県境の山々を眺めながらの滑降は爽快だ。