2013/3/22 守門大岳 山ボード

  二分7:15・・・保久礼小屋8:30・・・山頂10:30-11:00~~~保久礼小屋11:20・・~・・~二分12:10

3月10日の会山行「大岳」は消化不良だったが、15日の鍋倉に味を占め、再び「大岳」にやって来た。

明日の土曜日にみんなに誘いを掛けていたが、どうも天候が怪しい為、とりあえず今日登っておくことにした。

10日の日とは真逆のピーカンである。二分には既に5、6台の車が駐車していた。9日に遭難した方はまだ見つからないようで、捜索協力の看板が出ていた。雪庇の崩落に巻き込まれたらしい。

この時期にしては早く、橋を渡ったところまで除雪してあり、車まで滑ってくることは出来なくなった。

雪は凍み渡り状態の上に、鍋倉の時と同じように、ストックのリングが沈むくらいの新雪が被さっていた。

歩きやすいので順調に長峰に取り付き、尾根上にあがれば爽やかな風が吹いており、サングラスの曇りを拭い去ってくれた。

真っ青な空に真っ白なスカイラインがくっきりと描かれている。

保久礼小屋の帽子はまだ残っていた。高さはあまり低くなっていなかったが、周りが風に削られて細くなっていた。もう少しで平ヶ岳の玉子石状態になるかもしれない。

10日はガスって見つけられなかったキビタキ小屋は、やはりまだ雪の下のようで、今日も見つけることは出来なかった。

樹林帯を抜けると背面には越後平野が広がる。遠く海の向こうに雪を被った佐渡の山も見える。この展望は大岳の魅力の1つでもある。

この樹林帯を抜けて山頂が見えてからは意外と長い。風が少し強まって来た。アイスバーンのところが多くなり、帰りの滑りが少し気になる。

山頂には3、4人いて、昨年、駒ヶ岳の白沢を滑った時、百草の池辺りにいた人が私を覚えていて声を掛けてくれた。彼らは南西尾根に滑り込んで行った。

山頂は風は強かったが我慢できないほどでもなく、30分ほど休んで往路を下降。

アイスバーンの北側を避け新雪の積もった南側を滑る。今日の雪は滑る。これだったら30cm位は新雪が欲しい。

あっという間に保久礼着。
今日は雪質が良かったので、帰りも結構滑れていつもより早く二分に着くことができた。

帰路、神湯温泉に寄った。
神湯は実は初めてだったが広くて楽々していて良い。
ノンアルコールビールが売り切れていた。つまみも持っていたのに・・・。
長峰から守門岳
保久礼小屋
樹林帯の登り
山頂直下
山頂下からのパノラマ