威守松山(1214m)に初めて登ってみた。
清水のバス停に立っている山の案内図によると、威守松山には多くの登山道があるようで、当初は巻機権現社から登るつもりだったが、登山口から刈り払いがされていない状況で、整備されているらしい居頭登山口から登って柄沢林道に下りるルートをとった。
下山口の柄沢林道入口に車をデポして、朝一元気なうちに登山口に向かった。
居頭登山口は駐車場もきれいに整備されていた。(駐車料金がかかるらしい)沢を渡ってすぐ左に曲がり耕作放棄され?萱の伸び始めた田んぼと思われる脇を歩いて行く。
と、草むらに登山口の木の標識があった。
ここを直角に右に曲がるのだが、この標識は絶対見逃せない。
草の繁茂した道を行くとピンクテープが下がっている。
杉林に入り平地のところが寺屋敷跡だった。
急斜面をジグザグに登って行くと、意外と早く稜線の分岐点に出た。
下山予定の方角には入り込まないように木の枝でメッセージされている。
山頂に向かってブナやミズナラの林の中を行く。今日も他の登山者もなく一人木々からのパワーを浴びながら・・・であれば良かったが、春ゼミの大合唱でしかも巻機の米子沢辺りにヘリの爆音。追い立てられるように足が早まる。
山頂に咲くアカモノ? |
春の花々はほとんど終わっていたが、山頂にはアカモノ(と思う)が満開だった。
下山にかかり、稜線分岐点の枝のメッセージを越えて巻機権現社への道を辿る。整備はされていないが10分ほどで柄沢林道との分岐に出た。立派だった標識も残っており、かつてはよく歩かれていたのではないかと思われた。
高木の下は比較的道らしい道だったが、日当たりのいいところは草の繁茂が酷くわかりにくいところが多い。途中枯れた小さな沢を登山道と間違えそうになったが、すぐ気づいた。
稜線の分岐から30分ほどで林道に出た。
柄沢林道への道は全体に緩やかだったが、斜面のトラバースが多く、また藪慣れしていないとわかりにくいところも多い。林道はよく整備されていた。
冒険的なところがあって個人的には面白かったが、一般登山者は居頭コースからの往復が安全だと思う。
清水のバス停にたてられていた案内図 |
今日の軌跡ログ |
8:37 柄沢林道入口に車を置き、登山口に向かう |
8:45 バス停脇から見える巻機権現社 |
9:08 桜坂に向かう途中にある居頭登山口(右) 左に駐車スペースがある |
9:09 登山口から威守松山が見える |
9:15 電柱の丸木橋を渡ってすぐ左に曲がる |
9:17 萱の伸び始めた休耕田の脇を行く |
9:18 ここを直角に右に曲がる(見落とさないように) |
9:19 登山道は草に覆われていて見にくい |
9:20 ピンクテープが下がっていて初めての時は安心する |
9:23 杉林に入る |
9:26 比較的平坦な杉林の中の寺屋敷跡 |
9:31 急斜面をジグザグに登っていく |
9:35 稜線の分岐点に到着 |
9:36 右(西側)は柄沢林道、巻機権現社への道 |
9:36 山頂へは左(東側)の道を行く |
9:39 林の中は春ゼミの鳴き声で賑やか |
9:58 トラロープの掛かった急登 |
10:13 山頂に近づき急登はさらに続く |
10:29 ブナ、ミズナラ林を抜けて最後の登り |
10:30 威守松山山頂着 |
巻機山からの連なり |
谷川岳~大源太山方面 |
11:34 稜線の分岐点まで下山しここを真っ直ぐ進む |
11:41 枝が被さっているが道はしっかりしている |
11:42 柄沢林道、巻機権現社への分岐点 |
11:42 分岐点ははっきりとしたT字路になっている |
11:43 柄沢林道に向かう |
11:43 標識もあった |
11:45 地図通り緩やかなトラバース |
11:48 日当たりが良くなると草が繁茂している |
11:50 杉林に入る |
11:52 ジャングルみたいになってきた |
11:57 小さな水のない沢に出た |
11:58 沢の中を下って行くが間違いに気づく |
12:01 沢を横断した先に登山道が繋がっていた |
12:02 ここだけきれいに整備されていた |
12:03 高圧線の鉄塔の下をくぐる |
12:04 里に近づいてきた感じ |
12:06 だいぶ下ってきた |
12:07 柄沢林道に出た |
12:07 林道からの登山口入口にピンクテープあり |
12:14 舗装道路となる |
12:17 柄沢川に架かる橋を渡る |
12:22 ??? |
12:26 ゲートを通過し車に到着 終了 |