2013/1/31 鍋倉山 バックカントリー


  メンバー:みちぐさ山の会
        Aさん、Iさん、Yさん、Tさん、Mさん、O(記)
        おだまき山の会 Kさん

  温井集落    8:00・・・
  鍋倉山山頂 10:50-11:35~~~
  温井集落   12:30

広い平原を行く
幻想的なブナ林の中
山頂に向かって尾根を登る(Tさん撮影)
楽しい滑り(Mさん撮影)
Aさんのお誘いに乗っかって初めての鍋倉山。
今シーズンは、今日が初めての山ボードである。
平日なのに6人も集まった。

R117から信濃川を挟んで野沢温泉対岸の温井集落に向かい、登山口で県連仲間の十日町おだまきのKさんと合流し計7名となる。

空は真っ青で強い陽射しが降り注いでいたが、さすがに長野は寒い。鍋倉山に精通しているKさんに案内を兼ねて先頭で行ってもらう。

私以外は全員スキーなので、いつものことながらスノーシューで、スキーの跡をトコトコとついて行く。


 急登を30分も登ると雪原が広がる高原に出、ほぼ平らな風景を見渡し、その美しい風景よりもまず、真っ先に帰りのしんどさが脳裏をよぎる。ボードを背負っている身の悲しい性である。

陽射しは強いが雪面はパフパフである。この雪質の良さを求めて野沢温泉スキー場にも何回か来たことがある。

40分ほどで広い高原からブナ林の斜面に入る。林の中は、木々が雪の華を咲かせ、木洩れ日の射し込みが幻想的である。

ブナ林を抜けると信越トレイルの稜線に出、上越の街の向こうに妙高や火打が目に飛び込んできた。


ここからは15分で山頂に到着。山頂は360度の素晴らしい展望で、魚沼の山々、上越の山々、後立山、そして日本海から佐渡まで見渡せた。

海が意外に近く感じたのもちょっとした驚きだった。
楽々とこの風景の中で昼食を楽しみたいところだが、なんせ寒い。長居はしたくても出来ず、滑降準備にかかる。

滑降ルートは往路とは違う尾根ルートで、華麗に滑るKさんの後からみんな思い思いについて行く。

尾根の途中から大きな1枚バーンを滑る。ここは北向き斜面で雪質最高。


私はKさんに続いて雪煙を巻き上げながら一気に滑りおりた。
最高に楽しかった一瞬。
・・・帰りは予想通りの結末。

鍋倉山は前々からIさんが通っていたので知っていたが、今回1週間前にIさんと行ったばかりのMさんに事前情報を得、ボードでも滑れそうなので行く事にしたのだが、この次はもっと下まで続く尾根を滑ってみたい。

また、他に面白そうなルートもあり、そんな期待と共に楽しい鍋倉山デビューでした。