2014/5/19 グシガハナ尾根~駒ヶ岳
千之沢小屋駐車場5:45・・十二平6:30・・グシガハナ9:50・・駒ヶ岳山頂11:00・・駒ノ小屋11:23~11:50
・・グシガハナ12:45・・十二平15:10・・千之沢小屋駐車場16:15
沢登りの下降路として何度も下りているグシガハナ尾根。下りの方が急に感じるせいか、なかなか登りには足が向かない。
それが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」気まぐれか、地元人のプライド?か。ふと、登ってみたくなった。
高倉沢先の林道の岩壁が、落石防護ネットもろとも崩れていた。
上の方には落ちずに残った岩があり、このルートで一番危険な通過点となる。
早く全部落ちてくれればいいのだが・・・。
モチガハナ沢手前には今年も巨大なデブリが出ており、ここはいつも慎重に通過するところ。
十二平は、雪が消えたばっかりの状態で、まだ一面茶色の枯草の広場となっており、これから芽吹きの季節を迎えるようだ。
登山口からすぐに急登が始まり、雪見の松まで続くが、今日は涼しくて快調だ。 ここまで登ると水無を囲む山々が良く見えてくる。 丁度対面には、昨年登った笹花沢の沢筋が白く輝いている。
狭くて急な尾根をぐんぐん登って行くと、ミツバツツジやシャクナゲが次々と現れ、優しいピンク色に癒される。
シャクナゲは今が盛りだ。
途中、雪渓が現れるが問題は無い。
まだマンサクの花が咲き、ブナの新緑が眩しい。
グシガハナの直下はこの尾根一番の急登だが、頂に立つと山々の雪渓を渡って来た爽やかな風が吹き抜けていた。
コルから登りにかかると残雪の上を行く。
分岐からも、山頂まで続く雪の上を行く。
今日は素晴らしい視界で、360度好展望で佐渡までよく見えた。 サルタヒコノミコトも元気そうでなにより。
小屋に降りて昼食とした。 山頂にいた小出からの登山者という方から笹団子をいただく。
美味しい!山食にはいいね。
30分ほど休んで、登り返してグシガハナを下った。
やっぱり下りの方が急に感じる。
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