水無川 散策 2023/1/19

大倉橋9:50~(右岸林道)~千之沢小屋11:45-12:15~金山橋12:42~(左岸林道)~大倉橋13:45

毎年水無の奥には数回入っているが、冬はほとんど千之沢小屋までで、雪が安定したらセンノ沢出合まで入る事が出来、雪崩のリスクが少なくなったらその先の十二平やデトノアイソメまで行けるようになる。
林道歩きといえど急峻な谷なので無雪期は落石、5月位までは雪崩のリスクがある。
昨シーズンは、大雪で早い時期には入れず4月6日に初めて入ったが、デブリの量が恐ろしいほどだった。今シーズンは、1月初めに自宅前で40㎝の降雪を見たが、以後大したことは無く、今日現在標高1000m位までの南側の山肌には黒さが目立つ。

暖気が続いていたので底雪崩が予想されたが案の定、猿岩脇の急斜面からの底雪崩を皮切りに、例年の発生場所にはもれなく雪塊が積み重なっていた。

千之沢小屋先の堰堤の広場で駒ヶ岳を眺めながら休憩を取り、帰りは左岸林道を行くが、日陰では手先がかじかむほど寒かった。
水無の魅力は何と言っても人を寄せ付けようとしない厳しさだ。その厳しさは美しさでもある。