2014/3/17 巻機山 バックカントリー

    メンバー : ON(記)、IT、YK
    清水下6:05・・避難小屋10:30・・山頂11:30~~避難小屋12:30~~~清水下14:30


早春の太陽が巻機山から昇ろうとする6時過ぎ、駐車スペースを出発する。
IT、YKの両氏は相変わらずシールを滑らせて軽快に行く。
私も相変わらずボードを背負ってスノーシューで後を追う。

降雪期でラッセルのあるうちは、スキーの跡を歩かせてもらいだいぶ助かったが、さすがにこの時期になると、雪質も安定してきてスノーシューでも快適に歩けるようになり、自由にコース取りが出来るようになり、スノーシュー歩きも楽しい。

桜坂から井戸尾根を登り始めると、ようやく割引岳の稜線が朝日に照らされ輝き始め、心躍るところだが、目の前には井戸の壁が立ちはだかっている。

無雪期は右から回り込むところを真っ直ぐ登っているせいか、この時季は本当に壁と思える傾斜だ。

壁を越えるとブナが広がる緩やかな気持ちの良い斜面に出、稜線から上がった太陽の光が樹々の間に射し込み、縞模様の美しい情景を作り出している。

ブナ林を抜けるとようやく視界が開け、ニセ巻機への斜面が目の前に現れる。
ここの上部は急斜面の上、クラストしていることが多く残雪期は要注意箇所である。

スノーシューのクランボンを効かせ、クラストの斜面を慎重に登り、ニセ巻機の上に立つと目の前に真っ白に輝く巻機の斜面が広がっている。

避難小屋まで下って2人を待つ。小屋はもちろんまだ深い雪の下だが、ここは風も無く穏やかである。

巻機の山頂では360度の大展望をしばし満喫する。

滑りは牛ヶ岳方面に少し行き、米子沢に向かって小屋下まで一気に滑り込む。
「楽しぃ~!!」の一言に尽きる。

米子沢からは、一旦小屋に登り返しお昼休憩とした。
山頂から Y さんの滑降

山頂から I さんの滑降
ニセ巻からは、まず、左から大きく回り込みクラスト帯を回避しひと安心。

ここから樹林帯までは、傾斜は緩いが雪質抜群で楽しい滑りができた。

樹林帯に入ってからも豊富な残雪で楽しく滑れたが、井戸の壁まで来ると重いベタ雪に変わり四苦八苦。

桜坂手前ではコントロール出来ずに木にぶつかる始末。
仕方なくボードを脱ぎスノーシューに履き替え、スキーで下る2人を追う。

昨年4月9日に来た時は、車まで滑って来られたが今年はそうはいかなかった。それでも楽しい1日だった。
私(Iさん撮影)
ニセ巻下の滑降