メンバー : (L)ON・MM・ノリ・OSe・TT・IM・NY・OS
登山口(駐車場) 5:30・・・渡渉点(入渓) 6:40・・・東ゼン出合 7:35・・・60m大滝下 8:30・・・大滝上 9:40・・・
稜線(登山道) 12:23~35・・・平標山 13:06・・・登山口 16:40
まだ暗い六日町ICに集合し、2台で土樽に向かう。
準備をしている間に明るくなり、林道をしばらく行って、仙ノ倉谷に架かるコンクリートの立派な橋を渡って山道に入る。
途中左に上がる所を見逃してしまい沢の中を行くが、丁度道が下りてきた辺りで合流する。
渡渉点は辺り一面紅葉で素晴らしい景色だが、天候が怪しくなってきた。 支度を整えここから入渓する。 |
ゴーロを歩いて右に回り込んで行くと、西ゼンのスラブの始まりが現れ、左から東ゼンが入り込んでいる。 |
初っ端から濡れて滑りそうなスラブが始まる。 乾いていればアクアステルスで快適に登れるスラブだが、雨っぽいせいばかりではなく、今年の沢は滑りやすい。 9月に行った米子沢も、日向沢もぬめっているところが多かった。 どうも夏の雨量が少なくて、ミズゴケみたいなものが繁殖したのが原因と思われる。 |
中ゼン手前のスラブを行く |
スラブの間にかかる10m滝、5m滝を越えて行くと、右から中ゼンのスラブが入り込み、この沢一番のスケールの大きさを感じる。 晴れていれば素晴らしい絶景が観られるはずだ。 |
中ゼン出合を左に曲がり奥にある15m滝を登る。 ここはちょっといやらしかった。 |
そして、続くナメの先にはこの沢の核心部60m大滝が現れる。 この滝は上部で水流を横切らなければならないが、雨で水量が多くなっているようで、シャワーは覚悟しなければならないようだ。 |
中段のテラス?までフリーで登り、そこでアンザイレンし、I君トップで登ってもらう。 |
後はロープマンを使ったりで次々と水流を越え行くが、バンドより下でトラバースするルートを取ったので、やはりシャワーを浴びることになった。 |
滝上に全員集合し一安心。 しかし、辺りはガスに覆われてきて気温も低くなりテンションも下がってきた。 「最悪ー」と思ったが、メンバーの顔に悲壮感は見えない。 |
この後10m、20mの滝も出てくるが難しくはなく、ひたすら稜線を目指す。 30分位の笹薮漕ぎで登山道に出る。 |
風の吹く寒い稜線歩きだったが、平標山に着くと霧が晴れ、青空が広がってきた。 すると錦織の裾野が現れ、さっきまでの天気はなんだったんだろうかと思うほどいい天気になってきた。 |
下山は草で滑る山道を、転がるように渡渉点を目指した。 |
東ゼンを登るには、8人はちょっと多いと思っていたが、足の揃ったメンバーで、登りで足を痛めたMさんも、下りでは驚異の早さを見せ、明るい内に下りて来られて良かった。
8月末に計画されていた県連東ゼンは、雨で中止になったが、正直実行されていればヘッドランプ下山になったかも知れない。